EnerGia2023 広響 POPS CONCERT(ゲスト水樹奈々)

2023年4月29日 

広島国際会議場フェニックスホール

開場 16:15 開演17:00

天気 土砂降り

 

今回のこちらのイベント、広島を拠点に活動をしている広島交響楽団のゲストボーカルで水樹奈々がお呼ばれしたコンサート!(以下広響に略)

水樹さん側が数年ごとに行っているオーケストラライブがあるが、その際に指揮者・編曲を務めている藤野浩一さんが普段率いている楽団だそう。

一次チケットは瞬殺。広島は遠いので参加は消極的となったが、その後一般チケがぴあにコロコロ転がっており、あっさり広島行きとなった。

広島は大好きな県!LIVE ISLAND2018以来、5年ぶりの来訪。

 

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会場周辺には原爆ドーム平和公園がある。

今月開催予定のG7では各首脳が訪れる予定の場所。

議長国として首相がこの場所を選んだ意義、外交が発揮できると良いなと思う。

 

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チケは前夜に飲み屋ハシゴがてら薬研堀で発券。

紛失が怖かったし、現地前日発券スタイル。


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会場にあった立て看板。

ピンクピンクの主張が激しい。

チケットは全席完売の文字。

広響さん、コロナ以降久々の完売だったそう。
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館内の催し表。

フェニックスホールって響き、かっこいいね。

 

ゲストボーカルを招いたコンサートを定期的に行っている広響さん。

公演がどんな流れなのか気になって事前に調べた。一部はオケ演奏、二部はゲストを迎えたコンサート形式と普段からこの二部構成のよう。

 

第一部(広響オーケストラ)

1.過ぎし日の恋

2.バック・トゥ・ザ・フューチャー

3.星空のステラ

4.恋は愚かというけれど

5.シシリアーノ

6.ストリップの名曲メドレー

7.ハーレム・ノクターン

 

指揮・藤野さんは真っ赤なタキシード。

大らかで笑いを誘うあの節が炸裂し、客席があっという間に和やかに。

今回の一部は指揮・藤野さんの音楽のルーツに迫った演目もあった。

ストリップショーの音楽を作曲・編曲で携わったことがこの道の入りだという。

どうしても色眼鏡で見られがちだけど聴いていってねと仰る藤野さん。

確かにかっこいい音楽が多い!

ムーランルージュなどのキャバレーサウンドだったり、ビッグバンドサウンドが元々好きだったので本当に楽しんで聴くことができた。

各楽器ソロは奏者の一瞬一瞬の息継ぎがリアルに聴こえてくる。とんでもない肺活量。

個人的に5.のクラリネットソロが刺さった。扱いの難しい楽器だそうだが、音を出すのも至難の業と。リード管理なども考えると大雑把な自分には一生相容れない世界を垣間見た。

また、ムーディなサウンドということもあって楽器の音色がひとつひとつが艶やかで驚き、聴き応えも迫力もすごい。聴くバイアグラと比喩する場面も飛び出したが、あまりにストレートすぎて会場じゅう爆笑。

美しいコンマスさんも片肩出しだったりしてセクシー。

 

第二部(水樹奈々と広響オケ)

1. Tears' Night

2. 夢幻

3. 桑港のチャイナ街

4.南の花嫁さん

5.悲しき口笛

6.愛の星

アンコール

ETERNAL BLAZE

 

15分休憩が終わり、お待ちかねのコーナーへ。

セトリについては入場時のチラシに記載あり。

アンコールは記載なし。

1.の前奏とともに舞台袖から入ってくる奈々さん!

ロイヤルブルーのロングドレスが色白な彼女にお似合い。イヤリングとヘアアクセサリーが照明に照らされるたびに上品に輝き、エレガントかつゴージャス感ある出で立ち。藤野さんは黒タキシードへお色直し済み。

 

今回5.を物凄く楽しみにしていたけど、本当に良かった。

HIBARI7daysの模様を見たとき、声馴染みが自然でなんだか歌ってきた年月を表すかのような貫禄があった。美空ひばりさんを敬愛する方であるとしっかり紹介し、素敵だなと思った。何かのTVで再カバーがあったけど、その際もやっぱりいいなぁと。

今回はこのようなオケ演奏でゆったり心ゆくまで聴くことができ、感無量。

定期のオケコンでは座りながらオケと歌声を楽しむことは、限られた条件下でしか叶わない。感じるのが、そろそろ公式完全着席のイベントがあっても良いのではないですか?ということ。筆者の加齢も理由でしょうか。

 

話はそれたが、オケ仕様各曲もよかった。

前日に呉市に行き、大和ミュージアムを見学してきたが関連性は低いものの6.の際少々フラッシュバックしてオケの美しい旋律になんだか泣けてしまった。

後ろのファンの方は両親を連れて来ているようで、幕間に親子同士の会話がちょこちょこ耳に入り微笑ましかった。

 

まとまりないまとめ

終始幸せ空間でした。

広響側からのオファーがあり、実現した今回のコンサート。

藤野さんはHOME神戸を見に行った帰りに駅でファンに声かけられたのをきっかけで先を見据え、いつどうなるかわからないしという思いもあって思い切って今回お誘いした!と仰っていたけどいつまでも元気でいてほしいね。

また定期のフルオケライブも今から楽しみ。

 

この地に足を踏み入れてから、すでに楽しいことだらけだったけど更に心の糧を得られた。

行ってよかった〜。

まとめられたら観光編も日記に上げたい。