2024年推し曲が聴けるかもしれない可能性と追求

2024年初記事です。年明けから悲しい日々が続きますね。

能登半島地震で被災された方に謹んでお見舞い申し上げます。

2011年に身の回りで起こったことが思い出されます。本震から一ヶ月後に最大余震が起こる例もあると聞いています。周りを見習って、微力ながら募金をしました。地震大国ということで、現在余裕のある側ができることは可能な範囲でしていきたいです。

個人的には2023年を振り返らずに2024年を迎えてしまいました。

基本過去は振り返らないタイプですが、イベについては振り返っておきたいタイプです。今回は特筆したいことがありました。2023年は後ほどいつかまとめます。

日程がFCイベントで発表されました。

表題はNANA MIZUKI LIVE JUNGLE2024。

ジャングルを辞書で引いてみます。

密林、物騒、非常な生存競争の場、浮浪者の集まる場、弱肉強食、無法地帯

オルスタ?不穏で強めな語気が目立ちます。あとマスク任意で声出しOK。

この条件下での夏ツアーは2019年以来で、丸4年ぶりです。

かつてここが運動会現場と呼ばれた頃、ジャングル現場も通ったことを思い出します。

今やここは土俵現場な感じですね。ISLAND物販で最初に売り切れたゴールドきしめんは額縁に飾られているのでしょう。(そもそも力士はちゃんとトレーニングをする)

 

  • 今年の大予想

大殺界かなんかの話が出そうな題名ですが、セトリ入りしそうな曲の話に入ります。

ライブのセトリ選考基準が混沌としていて、脈絡のない場面で突飛な曲を繰り出す水樹さん。ファンの想像の範疇を遥かに逸脱した曲目を演ったりします。その度に私たちは一喜一憂させられ、彼女のエンターテイメントショーのまるで思うツボ。

ただ、季語的にテーマに沿った曲のセレクトもちゃんとあります!

今回は後者が前提のテイで、大きな希望を持ってセトリの一曲を大予想します。

本人作詞作曲のSEVENが来ると思う!(筆者の推し曲)

あとは安直にモンキーダンス来そう。奈々さんもがちょ好きだもんね。十二支コールで馬鹿になって十四支に増やすか。

 

時々自身は、Twitterおすすめタブ欄をゆっくり眺めてます。

あるとき、そこでFF外のこんなTweetを運命的に見つけました。

『ジャングルで道に迷い、北極星を見つけて脱出する→Polaris

こちらの記事を上げてからこのポストについてTwitterで紹介したところ、ご本人からお声がけいただきました。第2稿(?)ではご本人のポストをそのまま掲載します。小指さんありがとうございます。R6.1.10修正

LIVE JUNGLEでPolarisを歌いそう!といった予想。発想力凄い。またその感想に次いで、あるとんでもない可能性に気づいてしまいました。

そのことについては次項から詳しく述べます。

当楽曲はJOURNEY(2011)以来歌唱がなく、再披露を熱望する人が多いなぁと思う一曲。EXILEのLovers Againと曲調が似ることから、身内オタク間では相互関係の曲認識があります。もし篤志やTAKAHIROになったらすいません。

なぜPolarisに繋がるのかピンとこない方向け情報→北極星は別名Polarisとも呼びます。

北極星は常に真北を指すことで指標星と呼ばれ、古来から旅人の道標となっています。ほんの僅かずつ移動するので時代によって該当する星が変わり、現代においてはこぐま座のα星のポラリス北極星に該当します。

 

先述の通り、北半球では北極星は古から旅人の道標となってきました。しかしこの星自体は明るくなく、見つけにくいです。そのため近くの明るい北斗七星カシオペアを頼りに北極星を見つけます。北斗七星北極星は別物ですが、同列に見なされることが多くこの2つの星はセットと思っていいです。

逆に、夜道に迷ったら北斗七星を探せというくらいな言葉もあったり。


ここまで執拗に北斗七星を連呼してまいりました。

さて、この星の和名を何と呼ぶか皆さんはご存知ですか?

和名で『七曜の星』と呼ばれてます。

はて、この単語をどこかで聴いたことはありませんか?

遥か 七曜の星 道を照らし出して

そうです!何を隠そう2007年発売アルバムGREAT  ACTIVITY収録の『SEVEN』の歌詞にある一単語です。

北極星の話が出るなら北斗七星も引き合いに出さねばなるまい。やはり2つの星は常に関連付けられるものだからです。

それにわざわざ七曜の星なんて単語を歌詞に埋め込んじゃって。北斗七星はSEVENを示唆するものと考えても良さそうではありませんか?

Polarisの考察を見てから妄想が止まりません。SEVENこれ来るやろ。

二つの曲は関連性ある流れがある!かも!あれ!

このあとの考察2〜4については、PolarisとSEVENが共通の関係にあると仮定して進めます。

 

北極星ですが、更に別の呼ばれ方で『北辰』もございます。

中国道教(陰陽五行説)においては北極星北斗七星崇拝の対象とする『北辰信仰』が存在します。それは日本の推古朝にも伝わり、天皇北極星北斗七星に重ねて考えました。平安朝になると陰陽道で星を祀る流れが盛んになり、中期にはの崇拝が最盛期となったそうな。

今年はなんといっても辰年見逃せない単語が入ってます。

こういった固有名詞をオーディエンスの前では言わないだろうし、ない話だろうけど想像が膨らみます。

起源が中国なこともあり、竹林に置き換えたら素敵でした。竹林を迷って北斗七星(SEVEN)や北極星Polaris)を頼りにDRAGONIA(龍のなんか)に辿り着くとか。特にSEVENとDRAGONIAなんて最高の曲調つなぎでめっちゃ良いやん…言うだけタダ。チャイナ衣装もまた見たいよね。

2024年一発目のラジオMの世界から、DRAGONIAはコロナで中止になったバンテリンドーム千秋楽でやる予定だった話が出ましたね。今年、やろうぜ。

 

次の考察の焦点はツアーの開幕地である、三重県伊勢市伊勢神宮です。

この場所は皇室の祖先神天照大神を祀る、日本で最も格式が高い内宮を有します(外宮は豊受大神を祀っている)。考察2で北辰信仰が日本にも伝わった流れを汲みますが、平安朝で星が崇拝の対象とされたように、伊勢神宮の祭祀も中国道教(陰陽五行説)に基付いて改革されています。

天で真北を動くことのない北極星『太一』と呼び、宇宙神=天帝として、絶対的な存在と崇め、北極星の周りを周回する北斗七星は、太一の乗る車であり、天帝を補佐する星であるとされました。日本でいう天帝は天皇のことですね。

この伊勢神宮では内宮を北極星、外宮を北斗七星に見立てているといわれています。

また、北極星北斗七星の位置が内宮と外宮の位置関係に一致しているともいわれます(中国天文学上で)。

同様に伊勢志摩の海女が身につける魔除けのマークのセーマンとドーマンの印も北辰信仰(陰陽道)に由来があります。

陰陽師ソングが頭に流れたあなた、それで合ってます。

これはかなりマニアックな知識かもしれません。

かなり、偶然にしては出来過ぎです。これは2曲やるでしょ。

お伊勢さんは正式な参拝ルートがあるので、伊勢参りに行く方は調べていくといいかも。Polaris推しのあなたは内宮!SEVEN推しの私は外宮!というように片方ずつじゃダメなようです。

別名が多くてややこしいのでミニまとめ

北極星=北辰=太一=天皇天照大御神(内宮) =Polaris

  ⇅

・北斗七星=太一の乗る車=豊受大神(外宮)=七曜の星=SEVEN(歌詞)

北極星北斗七星は同列扱いが多く、基本的に同じものとして考える。

 

(考察その2,3において特定の思想を推奨するものではない。)

 

  • 考察その4 -周期-

歌唱間隔が7年周期に入ったことから(勝手に)、今年SEVENを歌う可能性が高まっているのではないかと考察できます。

このルールであれば、今年の次は2031年に歌うことになります。

 

・FORMULA(2007-2008)初

・GAMES(2010)+2~3

・出雲奉納公園(2017)+7

・JUNGLE(2024)+7 new!?

 

また、当楽曲名がSEVENというネーミングに対して、なぜかアルバムの収録8曲目に位置します。前後に7曲ずつあり、「7曲と7曲の間に意図的に挟めた」との全容が作者から明らかになっているので、そのルールを適用しても今年は挟まれ年に当たるため依然歌唱可能性が高いままです。こちらのルートであれば次は2032年に歌うことになりますね。

 

こじつけ陰謀論のようになってきたので考察については以上になります。

 

元来より水樹さんは宇宙や星についての造詣・興味が深いと知られ、更に彼女自身が当楽曲の作曲作詞者なので、ライブのどこで使うか?というシチュエーション選択に北極星や北斗七星が出て今回ハマっていれば可能性…!

私ならムービーで使用したくなる気がします。(推し曲だもんで)

ネーミング的にGALAXY(2016)でワンチャンと思ったけど、別コンセプトだったしね。アルビレオとかなんかも綺麗な天体シリーズで聴いてみたい。

 

  • 終わりに

なんとこの長文の中でほぼ一曲にしか触れませんでした。

推し曲が聴けそうな理由の関連付けが自己中すぎてほぼ陰謀論者になってます。

間違いないことは、SEVENはグレアク発売からずっと好きな曲ってことでここまで考察しまくったってことだけです!

理由としては歌詞の言葉選びかつ全体が抽象的、物悲しい始まりから急なアツいメロディ、ケルト民族楽器など多国籍楽器の使用、竹取物語かぐや姫)が好きなのですが、それを彷彿とさせるような歌詞(明言ないです)とか全て刺さってます。あとは何と言ってもアーティスト本人の作詞作曲ってところも偉すぎです。

時々TwitterのBIO欄何?と指摘されますが、水樹奈々さんのSEVENの歌詞です。めっちゃ良くないですか。

ラスボス感とゲームサントラ曲をイメージしたって当時言ってたような気がします。

FORMULAの背景が花鳥風月で、白い衣装のフードを被ったままの演出も好きすぎます。(FLIGHTアンティクハナトムジクはなんか違う)

自身がライブに参加して以降、2017年で既に歌唱済です。残念ながら参加は叶わず。コンセプト的に完全にセトリ入りであろうことはわかってはいたのですが、結果的にGAMES(2010)ぶりの歌唱の場に立ち会うことができませんでした。

当時職場のトイレでセトリを血眼でエゴサしてこの曲名を見た瞬間、膝から崩れ落ち、嗚咽込み上げながら仕事に戻ったものです。

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当楽曲は制作がスムーズに進まず、インスピレーションを得ようと那須高原に車を走らせて星空を見に行き作ったエピソードもあるので、2017年以降は開催地まで決まっていたRUNNER(2020)栃木が有力かな?と思っていたのですが、コロナで中止。

当時予定していた企画をブラッシュアップしたとされるHOME(2022)で披露もなかったのでいつかな〜って思ってるところでした。

 

この記事をここまで読んでくださった方はSEVENについて理解がさらに深まったかもしれません。

ちなみに作詞作曲の3曲目になります。作曲楽曲を自分の子供に例えて紹介しがちな奈々さんがもし「第三子…」という発声した際、即時祝電・電報をよろしくお願いします。

更に、北斗七星を構成する7つの星のうち、6番目の星ミザールのすぐ近くには「アルコル」と呼ばれる星があります。

やっぱり推し曲聴いて酒を飲んで優勝しろということなのでしょう。

こんな綺麗なレール通りにならないのは気づいてる。知ってるけど、夢見させてくれ。宝くじみたいにワクワクの時間買ってるみたいなもん。

とにかく今年も連番、会場、酒、打ち上げでお会いするオタクよろしくお願いします!

密林、物騒、非常な生存競争の場、浮浪者の集まる場、弱肉強食、無法地帯を楽しみましょう!

君に出会う為ここにいるよと早く言いたい。

レギュラー曲なら毎公演連番者の手をとって走り出すかもしれません。